CORPORATE SOCIAL RESPONSIBILITY CSR

事業活動におけるSDGs

新居浜北火力発電所およびLNG(液化天然ガス)基地事業について

新居浜北火力発電所

エネルギーの多様化と環境負荷低減の観点から、天然ガスを主燃料とした発電所を建設し、2022年より営業運転を開始しました。設備は、発電効率に優れたコンバインドサイクル発電方式を採用するとともに、蒸気を供給する熱電併給のコージェネレーションを構築することで、省エネルギーおよび二酸化炭素排出低減を実現できるものとなっています。

発電出力: 147,800kW
使用燃料: 天然ガス、副生ガス(水素)
新居浜北火力発電所
新居浜LNG基地

新居浜北火力発電所および住友化学愛媛工場構内等への天然ガス供給事業を行うため、共同出資により新居浜LNG㈱を設立のうえ、新居浜LNG基地を建設し2022年より操業を開始しています。

出資者: 当社、東京ガスエンジニアリングソリューションズ㈱、住友化学㈱、四国電力㈱、四国ガス㈱
所在地: 新居浜市惣開町
新居浜LNG基地

コージェネレーション(熱電併給)によるエネルギー効率の向上

[コージェネによる熱効率の向上]

当社では、発電の際に発生した蒸気を、近隣の化学プラントへ供給することを通じて、発電のみ行うシステムに比べて、エネルギー効率を大幅に向上させています。

コージェネページへ

再生可能エネルギーの導入促進

  • バイオマス発電
    バイオマス発電
  • 太陽光発電
    太陽光発電
  • 小水力発電
    小水力発電

未利用資源の有効活用(バイオマス・消化ガス)

従来は未活用だった木材をバイオマス燃料として有効利用

1.林地残材
従来は山に放置されたままで未活用であった間伐材を当社火力発電所にてバイオマス燃料として有効利用することで、未利用資源の利用拡大に貢献しています。

2.剪定くず
家庭で発生する剪定くずをグループ会社の住共クリエイトサービスセンターで受け入れ、バイオマス燃料として加工して利用することで、バイオマス資源の有効活用を図っています。

山で眠っている間伐材をバイオマス燃料として有効利用
従来は未活用だった木材をバイオマス燃料として有効利用

新居浜市下水道場の消化ガスを有効活用

従来は廃棄処分されていた下水処理場の消化ガスを当社東火力発電所で有効利用することで、ゼロエミッション社会の実現に貢献しています。

下水処理場からの消化ガスを有効利用
下水処理場からの消化ガスを有効利用

川崎バイオマス発電事業

「国内初の都市型バイオマス発電所」

川崎バイオマス発電所は、京浜工業地帯の中核ともいうべき神奈川県川崎市に立地し、出力33,000kWと国内有数のバイオマス専焼発電所です。

バイオマス発電所というと、燃料の豊富な山間部に作られがちでしたが、川崎バイオマス発電所は、日本で初めて都市部へ建設した都市型バイオマス発電所です。

  • 発電所
    発電所
  • バイオマス燃料保管場所
    バイオマス燃料保管場所
x