住友共電×ECO
住友共同電力グループでは、産業に欠かすことのできない電気を経済的な価格で供給するとともに、
再生可能エネルギーの導入促進、エネルギー効率の向上を図ることなどを通じて、
環境と経済の両立を目指した取り組みを推進しています。
再生可能エネルギーの導入促進
当社グループでは、環境にやさしい再生可能エネルギーの導入を促進することで、地球温暖化防止などの環境保全に積極的に取り組んでいます。
コージェネレーション(熱電併給)によるエネルギー効率の向上
当社では、発電の際に発生した蒸気を、近隣の化学プラントへ供給することで、発電のみ行うシステムに比べて、エネルギー効率を大幅に向上させています。
省エネの推進
住友共電グループでは、社員およびグループ会社が一丸となって省エネ活動を推進し、CO2の削減に取組んでいます。
1. 既設設備の効率改善、新エネの導入
バイオマス燃料の使用拡大・新エネルギー導入などの検討、実施
2. 日常業務における計画
照明灯の間引き・照度管理、冷暖房設定の見直し、クールビズ・ウォームビズの推進、社用車の低燃費化 など
3. 従業員の行動パターンに関する計画
ノーマイカー通勤の推奨(毎月第3水曜日をノーマイカー推進日)、不使用パソコンの電源管理の徹底
4. 家庭における省エネ・リサイクル運動
家族を対象とした設備見学会、省エネ推進スローガンの募集、食用油の回収 など
5. 森林保全とボランティア活動の実施
発電所近辺での植林・植樹や当社施設周辺の清掃ボランティア活動
6. CO2削減量の見える化
社員各人の活動結果をポイント化(優秀者の表彰)、省エネ結果、活動結果の表示(公表)
ゼロエミッション社会の実現を目指して(石炭灰有効利用)
住友共電グループでは、火力発電所から発生する石炭灰を、コンクリート混和剤や建材ボード原料として有効活用することで、ゼロエミッション社会づくりに貢献しています。
川崎バイオマス発電事業
川崎バイオマス発電事業は、首都圏で多く発生する建設廃材由来の木質チップ燃料を利用し、神奈川県川崎市で2011年から操業を開始した国内最大級のバイオマス専焼発電所を建設・運営する事業です。
従来は廃棄されていた廃材をバイオマス燃料として熱利用して電気エネルギーを生み出すことでCO2の削減を図るとともに、国内初の環境設備を装備することで環境に最大限配慮した先進的な発電を行っています。